当苑は乗馬クラブから出る馬糞の堆肥と土壌・微生物の働きに着目、有機肥料を使用した農薬を限りなくゼロにする減農薬に取り組んでいます。
① 希少な肥料を使用
体の大きな動物は消化が遅く、排出される糞は「遅効性肥料」と呼ばれます。 遅効性肥料はしばらく時間がたってゆっくり効果が出始める肥料です。緩効性や即効性と様々な肥料がありますが、このような肥料は美味しい梨を作る上で非常に重要な要素をしめます。また有機肥料は全般的に遅効性肥料で、菜種粕も厳選した商品を湘南農協から特別手配で取り寄せています。
② 農薬を限りなくゼロに
伊藤苑では農薬を極力使わない為に自然由来の成分で虫を防いでいます。 木酢液(もくさくえき)と呼ばれる虫の嫌う匂いを発する液体を農薬代わりに使用しております。 また、この木酢液は梨の質を高める効果もあり、安全で美味しい梨ができます。
③ 化学肥料・除草剤ゼロ
環境や社会にも優しい企業として「エコファーマー」の認証を受けています。 生産者自身がアレルギーなどで化学肥料や除草剤を使った果実を食べると肌がかぶれてしまう事から、お客様に本当に安心で美味しい梨を食べていただきたいという願いを持って化学肥料等の使用はしていません。※除草も機械除草により行っております。