熱中症に注意!

みなさん暑い中のお仕事本当にご苦労様です。今年は急激なまでに温度があがり、北海道のチューリップが10万本ほど枯れてドライフラワー状態になってしまうという異常事態に見舞われるガーデンもあったようです。

さて、みなさんは熱中症対策はきちんとしていますか? 私は今年の急激な気温上昇で「やってはいけないあること」をやってしまいました。

■ 急激な気温上昇と湿気が高くムシムシした日に重労働をしながら絶対にやってはいけないことがあります。それはなんだと思いますか?
それはズバリ!利尿作用がある飲み物を飲んではいけない事です。
熱中症で脱水症状になっている時に、さらに体から余分な水分を排泄してしまう、利尿作用のある飲み物はのんではいけないんです。夏の暑い日にアイスコーヒーなど飲みたい気持ちは分かりますが、そこはぐっとこらえて熱中症対策飲料やスポーツドリンクを飲みましょう。これはあまり知られていない事なので要注意です。この記事を書いている本人も夏場に紅茶や緑茶をガブガブ飲んでかなり重度の熱中症になりました・・・。

■ いつもは水だけを入れる水筒にも、スプーン1~2杯の塩と砂糖をいれましょう。糖分を入れることで水分と塩分の吸収がよくなるそうです。また屋外で働く人はこまめに塩分の補給が出来るように塩飴などをポケットに忍ばせておきましょう。自覚がないまま脱水症状に陥っていることも少なくありません。

■ 水だけを飲むという事も、夏場は体の塩分濃度が低下して水中毒になりやすく危険です。水中毒になると重症の場合は頭痛、吐き気、手足のむくみ、意識障害、最悪の場合昏睡状態に陥り、命の危険もあります。

■ 体を上手に冷やせるツールを活用しよう。(濡れタオル、パンチクール、水を入れて凍らせたペットボトルなどなど・・・)濡れタオルは常時首に巻いておくと効果的です。パンチクールという商品は袋の中に液体が入っていて、その名の通りパンチするとその液体が入った袋が中で破けて長時間冷たい状態を保ってくれる優れものです。

■ それでも熱中症になったら首やオデコ、わきの下などに濡れタオルを巻いて、日陰で横になり安静にしましょう。それでも症状が良くならない場合はすぐに近くの病院に車で乗せていって貰うか、救急車を呼びましょう。

これからさらに暑い猛暑が到来すると思いますが、こまめに水分補給、休憩を取るなど、工夫しながら猛暑も乗り切りましょう!